読書録

2013年06月

超女性向け。
なんとなく、自立と恋を両立したいって女性向けな気がします。
>色々な言葉で自分を飾って、時に他人を見下したような、だけど自分はカッコイイでしょ?って表現をするのも、「私って素敵>な大人なんだよ」と主人公自身が自分を励ますために使っているように感じました。(もしかしたら、単に傲慢な気質を持った>人なだけかもしれないけど)
 
あまりにも露骨な選良意識と蔑視感情、幼稚な自己顕示欲で埋め尽くされているからだ。
 
>この作者の良くない部分がまた出てきてしまっている。
「雑誌に載ってるようなマニュアル通りの恋愛しか
できない若い女たちとは違う私たちは大人のいい女」
という優越感に集約される女性二人の自意識に
逆に幼稚で大人になりきれない心象が露呈している印象を受けた。 

87年デビューらしくバブルっぽいのはしょうがないのか。
それにしても登場人物がアホ過ぎる。

2000年。 

恋愛小説という紹介だったのに、
ミステリーだった。
中盤まではかなり面白い。

225ページ分かりやすい死亡フラグ。 
ウラソフは顔をしかめて、シャツを元に戻した。
「あなたたち、ウラジオストクに送り届けたら、チタに戻ってゆっくりしたい。」

 先物取り引きで失敗したり、ボスに合弁会社の仕事を紹介してもらえるよう期待してたり
ちょっと主人公の頭が緩すぎる気がする。

2004年。 

283ページあたり
雨の季節に帰る事を告白するあたりで泣かされた。
消えるあたりでも泣かされた。
最後の手紙の最後でも泣かされた。
素晴らしい話だった。でも人に勧める時は結構良い話だよ、程度で勧めたい。
個人的な好み。 
2003年。 

中2っぽい。もしくはジブリっぽい。
戦闘機の空中戦とか。歳をとらない子供とか。死ぬ、とか。
とても読みやすかった。ページ数の割には1段が5文字とかもあるので。 

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